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乗馬マシン「ロデオボーイ」の悲劇 [話題の○○]

今から約10年前、ダイエット器具として乗馬マシンが大ブームとなった。

その代表商品が、ロデオボーイだ。




大ヒットから約10年が経過した現在、ロデオボーイはどうなったのか?

ロデオボーイの今を探ってみた。


◆乗馬マシン・ロデオボーイとは

乗馬マシンとは、電動で揺れる椅子型のダイエット器具。

馬の背にまたがって、乗馬しているイメージで作成された。

座っているだけで、腹筋や太ももがシェイプアップできると評判になり、大ヒット商品となった。

居間でテレビを見ながらでも、ダイエットできるのは、魅力的だったようだ。


ちなみに、乗馬マシンの揺れ具合は、数段階に調整可能で、マックスになると、振り落とされそうなほど激しく揺れる。

スリリングな揺れを好む愛用者も少なくなかった。


◆乗馬マシンの悲劇

乗馬マシンは、激しく売れていた。

しかし、その栄光は長くは続かなかった。

ブームが終わると、テレビなどで紹介される機会も減り、売上台数も激減した。

また、数々のダイエット器具が相次いで発表されていき、存在感を失っていった。

今では、乗馬マシンを全く知らない、という人もいるくらいだ。


そして、乗馬マシンの悲劇は、ここからが本番だ。

乗馬マシンの購入者たちは、最初のうちこそ、熱心に取り組む。

毎日のように乗馬マシンに乗り、そのたびにダイエットできた、と喜びを隠せなかった。

それでも、単に乗ってるだけの乗馬マシンに、人々は飽きてくる。

最初は珍しくても、毎日続けていれば飽きるのは当然だ。

しかも、乗馬マシンは揺れ続けるため、乗り心地は、あまりよくない。

体調が悪いときには、気持ち悪くなるときもある。

もちろん、何年も乗り続ける人もいるのだが、大半の人々が乗るのをやめてしまった。


その結果、乗馬マシンがリビングの一角を占拠し、粗大ごみ化してしまった。

使わないけど、大きく、重たいだけに、簡単には処分できない。

「そのうちまた使おう」と思ってしまうと、余計に処分できなくなる。


現在、どれだけの家庭が乗馬マシンを所有しているだろうか?

そのうち、使われていない乗馬マシンは、どのくらいの割合だろうか?


これから、乗馬マシンを購入しようと考えているならば、「本当に長く使っていく意志があるのか?」と自らに問いかけるべきである。

なぜなら、今でも乗馬マシンは、そこそこ売れ続けているからである。

そして、今日もまた1台、粗大ごみが増えていく・・・


スライヴ ロデオボーイ 3 FD-014




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