ハクバノ王子サマ恋愛適齢期（最終回直前）の多香子にアンチな女たち

最終回を控えたドラマ「ハクバノ王子サマ恋愛適齢期」が人気だ。

このドラマは、32歳独身の高校教師・原多香子の恋模様をえがいている。





多香子は、32歳で独身であることに不安を感じている。

「誰にも選ばれなかった」と不幸な女のように思いこんでいる。

視聴者からは「頑張れ」「気持ちがわかる」という共感の声も多いが、それだけではなかった・・・



◆ハクバノ王子サマの多香子にアンチな理由

第1話から、多香子はまるで負け組の女のように映し出されていた。

しかし、本当に多香子は負け組だろうか？

多香子は、負け組とは思えないほどの宝物をもっている。


・美しい美貌（優香がきれいなだけ？）。

・教師という安定した職業。

・支えてくれる家族。


これだけでも、勝ち組とよべるのではないだろうか？



そして、世の中の女性が多香子にアンチになるのには、もっと大きな理由がある。

超モテるからだ。

まず、不倫相手だった同僚教師の黒沢。

ただの不倫と思われていたが、「妻と別れる」というほど、多香子に本気になってしまう。


そして、年下の小津からも好意をもたれる。

小津は婚約者を捨ててまで、多香子を選ぼうとする。


さらには、小津の元同僚の江川。

江川は、元彼女を失ってから、なかなか女性を好きになれなかった。

そんな江川は、多香子に好意を寄せる。


つまり、多香子はモテモテなのだ。

キレイで仕事もあり、家族もあり、イケメンの男たちからもモテる。

序盤では多香子に共感していた女性たちも、次第に「あれっ？」と首をかしげることになる。


ついには、

「羨ましすぎ！」

「わたしと比べたら幸せすぎ！」

「泥棒女！」

などとアンチ多香子も現れたのだった。


というわけで、製作サイドの思惑と異なり、モテモテ女になってしまった多香子。

最終回はハッピーエンドにならないような次回予告であるが、多香子は間違いなく勝ち組の女なのだろう。



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