紅葉シーズンに京都旅行を避ける上級者たち

秋といえば、紅葉。

全国各地で紅葉の見所は、大混雑する。

世界有数の観光地・京都も紅葉シーズンに人が殺到する。





◆秋の京都に足を踏み入れるべからず

京都といえば、紅葉だけではない。

数多くの社寺が点在する観光都市なのだ。

金閣寺、清水寺、平安神宮、伏見稲荷、東寺、大徳寺、八坂神社、天龍寺・・・

とても１日、２日で回れるものではない。

多数の観光資源を有していることが京都の魅力でもある。


そんな観光地・京都が最もにぎわう時期とはいつだろうか？

京都の三大祭である「葵祭」「時代祭」「祇園祭」、そして観光シーズンの春秋である。

この時期の京都市内は、観光客で交通渋滞も起こりやすい。

車は動かない上に、観光スポットの駐車場も満車が目立つ。

さらに、地下鉄、市バスなどの交通機関は、超満員となる。

とにかく、人、人、人である。

宿も予約が取りにくい。

人気の宿やホテルともなると、1年後の予約が取れないこともある。

観光客に人気の飲食店も当然、入れないことが多い。

これでは、観光の楽しさも半減してしまうのではないだろうか。


春秋に観光客が多い理由は、桜と紅葉である。

桜と紅葉は、観光地をより一層鮮やかにする。

だからこそ、観光客は春秋の京都が混雑すると分かっていても集まってくるのである。

とはいうものの、京都の魅力は桜と紅葉がなくても、失われるわけではない。

むしろ、桜と紅葉に目を奪われず、人混みも避けられるオフシーズンに京都を観光するのが上級者たちだ。


京都旅行を考えているなら、秋の紅葉シーズンを外すことも選択肢のひとつではないだろうか？

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